鳥取市周辺の花火大会まとめ。市街地、山間部、川沿い、海沿いそれぞれの会場の特徴と魅力を解説

鳥取市市街地や周辺町村で毎年開催される花火大会のまとめです。鳥取市周辺の町村は、海、あるいは山、あるいは川といった独特の自然環境に恵まれています。

そのため、地元開催のお祭りで開かれる花火大会も、山間で楽しめたり海辺で鑑賞できたりとそれぞれに魅力や味わいが変化します。

そこで、今回は鳥取市とその周辺で伝統的に開催されているお祭りや花火大会を5つ紹介しましょう。気になる会場があればぜひ足を運んでみてください。

市民納涼花火大会

出典　鳥取しゃんしゃん祭振興会

鳥取市中心市街地近くの千台川河川敷において、13日から開催されている「鳥取しゃんしゃん祭」のフィナーレを飾る花火大会です。

コロナウイルス流行の影響で数年の中断はあったものの、毎年5,000発の花火が打ち上げられ、その中にはキャラクターや文字を象ったものなど最新の技術を用いたものもあり見ごたえ抜群です。

また、音楽に合わせてつぎつぎと打ちあがる「音楽花火」などショーとしての要素をふんだんに盛り込んだ内容となっています。

駅前から千代橋に向かう道沿いは歩行者天国となり、多くの屋台が出店されますが、人出もかなり多く混雑が見込まれます。

移動の際には駐車場の確保、あるいはバスやタクシーなどの公共交通の利用に注意してください。

河原町あゆ祭

出典　鳥取市観光サイト

鳥取市河原町主催の「あゆ祭」にて、クライマックスの打ち上げ花火を見ることができます。例年はお昼の花火を合図に開会宣言がなされていましたが、2019年ごろから度重なる水害やコロナウイルスの影響で中止が続き、2023年から規模を縮小して開催されるようになっています。

ですが、長年伝統的に催されていた「あゆのつかみ取り」などのイベントも徐々に復活しつつあるようです。特設の池に放たれた生きた鮎を、参加者が池に入って道具を使わず手づかみにします。ずぶ濡れになるのは必至ですが、滅多にできない体験なのでお子さんにはおすすめです。

こちらは、千代川の対岸から打ち上げられる花火を、川岸の鑑賞場所から見るという位置関係から、花火が頭上に降ってくるような豪快な様を見ることが可能です。

あゆ祭会場では、名産の鮎の串焼きや地元商工会主催の屋台が数多く出ており、食べ飲みしつつ夏の夜の一幕を楽しむことができます。

八頭町きらめき祭

出典　八頭町ホームーページ

鳥取県八頭郡八頭町のきらめき祭りでも、お祭りの終わりを締めくくるイベントとして打ち上げ花火が開催されます。

八頭町きらめき祭ではステージイベントが盛んで、毎年お笑い芸人さんや様々なパフォーマーの方をゲストに迎え、盛りだくさんなプログラムが組まれていることも特徴です。

花火の終了時間は9時前と若干他のお祭りより早めになっているため、小さなお子さんを連れて行ってもそこまでくたびれさせずに済みそうです。

スーパーボールすくいやかき氷の屋台など、子ども向けのブースが多いこともお祭りの魅力の一つとなっています。

もちがせふれあいフェスティバル

出典　鳥取市観光サイト

鳥取市用瀬町の用瀬運動公園いこいの広場にて開催されるで見られる花火大会です。コロナウイルスの影響で数年間開催が中止されていましたが、2023年から再開されています。

ステージイベントでは、ヒーローショーやアーティストのLIVEなどが行われており、キッチンカーの出店や宝探し大会などもあって、家族連れで出掛けるのにぴったりなお祭りです。

ただ、大雨、強風などの場合お祭りが開催されても花火が中止になる場合があるようです。事前に確認してから参加を検討することをおすすめします。

せっかく楽しみに出掛けたのに花火が見られない、ということになると残念ですから。

いわみ花火祭り

出典　岩美町観光協会

鳥取市岩美町の浦富海岸沿いの浜辺で開催される打ち上げ花火です。「浦富海岸元気フェスティバル」の一環として開催されています。

この花火大会は打ち上げ台が海の上に設置されているため、打ちあがった花火が夜の海を照らす様子は圧巻です。

お祭りではその他に地元の連による傘踊りのショーが開かれたり、採れたてのサザエが炭火焼で販売されたりしています。

潮の香りと波に映る火花というここでしか鑑賞できない取り合わせをぜひ楽しんでみてください。

鳥取市の花火は豊かな自然とともに鑑賞を

出典　鳥取市観光サイト

鳥取市周辺で開かれる花火大会のおすすめ5選を紹介しました。夏休み開始とともに各地でお祭りやフェスティバルが開かれ、クライマックスイベントとして花火が打ち上げられます。

鳥取市のいいところは、車さえあれば海辺にも山にもすぐ出掛けられることです。そのため、花火も海沿いで見たり山に囲まれた中で見たりと違ったシチュエーションを楽しむことができます。

ただ、いずれの会場もコロナ収束以降は人の出入りが多くなり混雑することが予想されます。駐車場の位置の確認、計画的に移動することなどを意識して、マナーを守って花火を鑑賞してください。